こんにちは、なおきです。
海外大学への留学を検討している人の中には、下記のような疑問を持っている方も多いのではないでしょうか。
当記事では、
パリから帰ってきヤマザキくん- 「オーストラリアの大学留学って,結局いくらかかるの?」
- 「ぶっちゃけな一年の総額が気になる」
- 「アルバイトで生活費はなんとかなるの?」
というような疑問にお答えします。
私が高校生の頃、エージェントの記事を参考に豪留学を検討していた時、実際の生活費や学費とはかけ離れていることが多いなと感じることがありました。
また一番身近な生活費について、ざっくりとした説明が多く、特に家賃など『いつの家賃平均なんだろうか…?』と首を傾げるようなことも…。
実際にどのタイミングで・何に・いくら出ていくのか? が見えにくいと感じることもありました。
この記事では、僕自身がオーストラリアの大学留学で実際に支払った金額をもとに、
- 一年ごとにかかった学費
- 生活費を含めた現実的な総額
をできるだけ具体的に整理して紹介します。
「オーストラリア留学は現実的な選択なのか」
「自分の目的に対して、その費用を払う価値があるのか」
そうした判断をするための材料として、参考にしてもらえたら嬉しいです。
【体験談】オーストラリア大学留学、実際いくらかかったのか?
オーストラリアの大学留学は、“英語圏で教育水準が高い“ というイメージが先行しがちですが、実際にどれくらいの費用がかかるのかは、公式サイトだけでは分かりにくい部分も多いと思います。
ここでは、私自身が実際に支払った金額ベースで、学費と生活費を分けて整理します。
※大学名は伏せているので、世界ランク200位圏内に入っている大学の一例として参考にしてください。
大学の学費|一年間の学費330万円(目安)
私は、
- 大学進学前のディプロマ課程(1年次相当)
- 学士課程へ編入(2年分)
を経由して卒業するルートを選びました。
年ごとの学費内訳
1年目(ディプロマ課程):約 220万円
2年目(学士課程):約 370万円
3年目(学士課程):約 400万円
👉学費合計:約990万円
為替レートや専攻によって前後しますが、オーストラリアの大学留学では、年間300〜400万円前後の学費がかかると考えておくと、現実的かと思います。
また近年では留学生の増加で高騰している傾向にあるので来年、再来年にどうなっているかは分かりません。
毎年30万円ずつ現状の学費に上乗せされている感じはします。
生活費|年間約360万円前後
次に生活費です。
私の場合、
- 1か月あたり生活費で約30万円前後
- そのうち 家賃が20万円程度
という生活コストでした。
生活費の内訳(目安)
家賃:15〜20万円
食費(3食自炊):5〜7万円
光熱費・通信費:3千円
交通費・日用品・雑費:3万円
👉 年間生活費:約360万円
都市部(特に大都市)では、家賃が留学生の最大の負担になります。節約次第で多少下げることは可能ですが、「安く暮らす」のは正直簡単ではありません。
学費+生活費の合計は?
ここまでをまとめると、
- 学費(年間):約330万円
- 生活費(年間):約360万円
👉一年あたりの総額コスト:約690万円前後
これは「贅沢をしていた」わけでも、「極端に切り詰めていた」わけでもない、ごく一般的な留学生として生活した場合の数字です。
「思っていたより高い」と感じる人へ
オーストラリア留学は、
- 学費が年々上昇傾向
- 生活費(特に家賃)が高い
- ビザ・保険・諸費用も別途かかる
という点を考えると、想像よりも資金計画が重要な留学先だと感じました。
一方で、「この金額を払ってでも得たい環境か?」「どんな選択肢が広がりそうか?」を事前に考えておくことで、後悔はかなり減らせます。
次のセクションでは、どんな人にオーストラリア大学留学が向いているのか? を整理していきます。
ぶっちゃけな話|どんな人にオーストラリア大学留学が向いているのか
ここまで紹介したように、オーストラリアの大学留学は、学費・生活費を合わせると決して安い選択肢ではありません。
そのため、「なんとなく海外に行きたい」「英語圏だから安心そう」といった理由だけで選ぶと、費用と得られるもののバランスに疑問を感じてしまう可能性もあります。
実体験を踏まえると、オーストラリア大学留学に向いている人は、次のようなタイプだと感じました。
①英語環境での学位取得を最優先したい人
オーストラリアの大学は、
- 英語で学位を取得できる
- 教育制度が比較的シンプル
- 留学生の受け入れ体制が整っている
という点では、非常に安定しています。
なので、
- 将来、英語を使う仕事をしたい
- 海外大学の学位をキャリアに活かしたい
- 学業を最優先に、余計な制度トラブルを避けたい
という人には、相性が良い留学先だと思います。
②ある程度の資金計画を事前に立てられる人
正直なところ、オーストラリア留学は「現地で何とかやりくりすれば大丈夫」という国ではありません。
- 学費は年単位で高額
- 家賃が高く、急な出費も起こりやすい
- 豪ドル/円 為替の影響も受けやすい
そのため、
「ある程度の資金を事前に用意できる」
「家族のサポートや貯蓄がある」
「金銭面の不安を抱えすぎずに生活できる」
「奨学金などを支給してもらっている」
といった人の方が、精神的にも安定して過ごしやすいと感じました。
金銭的に余裕がない場合は? 諦めるしかないのか?
ここまで読むと、
「結局、お金がない人はオーストラリア大学留学は無理なのでは?」
と感じた方もいるかもしれません。
結論から言うと、何も考えずに挑戦するのは正直かなり厳しいですが、条件次第では選択肢がゼロになるわけではありません。
重要なのは、「勢いで行く」のではなく、奨学金・支援制度を前提に現実的なルートを組むことです。
まず知っておきたい現実的な話
オーストラリアの大学留学は、
-
学費が高い
-
生活費も高水準
-
奨学金が“自動的にもらえる”国ではない
という特徴があります。
そのため、奨学金なし・貯蓄なし・家族サポートなしの状態で長期の学位留学をするのは、精神的にも金銭的にもリスクが高いのが実情です。
一方で、
-
学力や目的が明確
-
情報収集を早めに始められる
-
条件付きでもチャレンジする覚悟がある
こうした人であれば、奨学金などの支援制度を活用する余地はあります。
オーストラリア留学で検討できる主な奨学金・支援制度
以下は、日本人留学生が検討しやすい代表的な奨学金・支援制度です。
① 日本学生支援機構(JASSO)の海外留学支援制度
-
月額支給型(返済不要の給付型)
-
大学間協定や条件付きプログラムが中心
-
成績・計画性が重視される
▶ 大学経由での応募が多いため、在籍大学の国際課の確認は必須です。
② 大学独自の奨学金(授業料減免・成績優秀者向け)
多くのオーストラリアの大学では、
-
入学時の成績優秀者向け奨学金
-
授業料の一部減免(例:10〜25%)
が用意されています。
ただし、
-
生活費までカバーされるケースは少ない
-
「全額免除」はかなり稀
という点は理解しておく必要があります。



③ 民間奨学金(※対象国に注意)
ただし重要なのは、奨学金ごとに「対象国・地域」が明確に決まっているという点です。
一方で重田教育財団のように、豪なども含めた海外留学を支援する財団も存在します。
重田教育財団の場合はオーストラリア留学にも対応していますが (2026年1月時点)、募集要項などをよくよくチェックする必要があるかと思います。



▶ 奨学金は「名前が有名だから使える」とは限らないため、必ず募集要項と対象国を確認することが重要です。
④ オーストラリア政府系奨学金(難易度高)
Australia Awardsなど、オーストラリア政府が提供する奨学金もありますが、
-
主に途上国支援が目的
-
日本人が対象になるケースは非常に限定的
という点から、現実的にはハードルが高いと考えた方がよいです。
大切なのは「留学を諦めるかどうか」より「予算に見合った現実的な設計」
金銭的に余裕がない場合、オーストラリア大学留学は「勢いで行く留学」には向いていません。
ただし、
-
奨学金を前提に計画する
-
学費が抑えられる進学ルートを選ぶ
-
他国(ヨーロッパ等)と費用を比較する
といった視点を持てば、選択肢は広がります。
「オーストラリアでなければならない理由があるのか?」
「同じお金で、より納得感のある留学先はないか?」
こうした問いを一度立ち止まって考えることが、後悔しない留学につながると感じています。
まとめ|費用と向き合った先に見えてくるもの
オーストラリアの大学留学は、金銭的に余裕がない場合、勢いだけで選ぶ留学先ではないと感じました。
学費も生活費も高く、「現地で何とかなるだろう」という発想では、途中で苦しくなる可能性があります。
一方で、
-
奨学金を前提に計画を立てる
-
学費が抑えられる進学ルートを検討する
-
他国(ヨーロッパなど)と費用を冷静に比較する
といった視点を持てば、留学の選択肢そのものは決して狭まりません。



大切なのは、
「オーストラリアでなければならない理由が本当にあるのか」
「同じお金を使うなら、より納得感のある留学先はないか」
を一度立ち止まって考えることだと思います。
留学は、行くこと自体が目的ではなく、その先の経験や成長に意味があるものです。
費用という現実から目を背けず、自分にとって無理のない選択をすることが、結果的に「後悔しない留学」につながるのではないでしょうか。







コメント